はじめに
読書記録については読みやすさを考慮していません。また、結論を導くための理由などはなるべく割愛しています。それらを行うことは著者に対して申し訳ないと考えるためです。
ご理解のほどよろしくお願いします。
興味がある方、しっかりと理解したい方はお金を払って購入しましょう。
なぜ読んだか
現在コンテンツSEO、オウンドメディアなど記事を書くことによってアクセスを集め(集客)を行い、問い合わせなどにつなげるという仕事もしており、ポータルサイトビジネスというものにも興味があったので得られるものがあるのではないかと考え購入しました。
タイトルが少し怪しげに感じてましたが、読んでみるとまっとうな内容が書いてありましたので、自分の整理とともに読書記録を公開したいと思います。また、情報商材や内容のないペラページを作るスパム行為については明確に否定されている部分も好感が持てました。
第1章 ネット上に資産を持つと収益が青天井になる まとめ
- 持っている情報を無料で全公開する
- アクセス=集客の重要性を理解する
- お金が生まれるときには「集客」と「行動」がある
- 変わらない情報だけを載せる
- 有益な情報を無料提供していれば時間が経ってもアクセスは減らない
- 一度構築してしまえは更新が必要なくなる(次に取り掛かれる)
- ブログではなくサイトが向いている
- ニッチな情報ほどアクセスが集まりやすい
- トップページはもっともどうでもいい(広告を出さない場合)
- ジャンルにもよるが最低でも30記事以上は必要
- 1日100アクセスあればビジネスできるレベル
- 1年でようやくビジネスのスタートライン(続けることが大切)
- 当初はアクセス数がほぼゼロ
- 3ヶ月や半年で大きな成果を出すのはほぼ不可能
- ゼロから月10万円までが最もしんどい
- 向いていない分野
- 対象顧客が数人など非常に限られている分野
- 大企業や国・地方自治体を対象にした分野
第2章 サイト運営でなぜお金が入るのか まとめ
- お金が生まれるタイミングは「人の悩みを解決したとき」
- 記事には2種類ある
- 読むだけで問題を解決できる記事
- 読んだ後に行動することで問題が解決できる記事
- お金を生むのは後者だが、有益な情報を提供するためにどちらも必要
- 情報を提供し「集客」し、「行動」を促す
- 悩みが深い人ほどお金を払う
- 娯楽・快楽系より悩み・コンプレックス系
- 商品を紹介しないことの方がユーザーに不親切
- 有益な情報を提供し、悩みに対する解決策まで提示する
- 関わった人全員が得をするのがビジネスの本質
- 初心者を相手にするのがビジネスの基本
- 他の人よりも一歩先を行っていれば誰にでもビジネスは可能
- アフィリエイトは簡単に始められるがライバルが多い
- マッチングビジネスはお客様と優良企業をつなげるサービス
- ユーザーは失敗したくない
- 提携業者を自分で見つけてくる必要がある
- ライバルが少なく、一度構築すればずっと収益が上がる可能性が高い
- 提携業者が不正したらリストから外せばいい
- 集客している方が立場は強い
- 完璧な不正防止は現実的には無理
- リストマーケティングは自社商品を販売する
- メルマガを発行し読者を増やすことが重要
- セミナーやネット塾を開催して収益化する
- ステップメールは最初は有益な情報を提供する
- メルマガの内容はサイトと同じで問題ない
- 有料サイトを作る場合は無料サイトの情報に利便性を付加する
- 順番の整理
- 動画の追加
- 一貫したメッセージを持つ必要があるので他人の商品を紹介するのは向いていない
- メルマガが有効なのはリピート可能な業態
- 9割は有益な情報、残り1割で自分の商品を売る
- 会社組織で行う場合うまくいくかは社長が本気で取り組んだか
- 記事作成を丸投げするのではなく、自身で書いたり専用の社員を雇用
- デザイン性が優れていても広告費や手間がかかり続け売り上げに直結しないサイトは意味がない
第3章 ネットビジネスでのジャンル選定 まとめ
- 本当の意味でのブルーオーシャンは存在しない
- 見せ方を変える
- アフィリエイトで収益化できるジャンルは決まっている
- 金融、投資、転職、結婚、健康、美容、機器など
- 総合サイトを作ってないけない
- マッチングビジネスで収益が上がる分野
- 一つの単価が100万円以上か
- 高単価なほどいい
- 値段の基準が曖昧
- 何度も利用しない
- 提案内容が大きく異なる
- 提携業者は後から探せばいい
- 仲介手数料は営業経費と広告費から決める
- リストマーケティングで収益が上がる分野
- 大型書店で売り場面積を調べる
- ロングセラーに注目する
- ベストセラーは無視
- 広告を見る
- 大型書店で売り場面積を調べる
- 収益が上がらないジャンル
- エンターテイメント・嗜好品
- 専門的すぎる分野
- 金額が安すぎる分野
- サプリメントのように継続性があるものは例外
- 売る商品がないジャンル
- プロ向けのサイト
- ビジネスではカンニングする人ほど成功する
第4章 自分の強みを活かしたサイトを構築する まとめ
- 成果が出るまで1年間かかるので興味や強みのある分野がいい
- 収益が上がる分野の中から選ぶ
- コンプレックスの塊で強みがないと考えている人ほど、ネットビジネス向き
- これまで最も時間やお金を使ってきたことは何か
- 自分史を作成する
- 小中高、大学・専門学校、社会人とそれぞれの場面での興味、悩み、コンプレックス
- 自分のテーマを設定して興味や強みのあるジャンルだけで勝負する
- ジャンルともに売る商品の選択も重要
- 収益性が高いもの
- 本気でおすすめできるもの
- 商品の見極め方
- アフィリエイトであれば「〇〇 ランキング」と検索する
- ライバルサイトをチェックする
- リストマーケティングではライバルのセミナーに出席する
- 広告収益モデルは時間対効果が低い
第5章 需要のある、質の高いコンテンツを作成する まとめ
- 読者が欲する内容にする
- キーワードを明確に意識する
- キーワードによって検索する人の性質はまったく異なる
- キーワードから読者を連想するくせをつける
- どのような記事を求めているかサジェストを使って分析する
- 読者が知りたいもののグループ(属性)でまとめる
- ざっくり、間違っていてもOK
- どう考えても関係ないキーワードは除外する
- 地域密着型ビジネス以外は地名を除外する
- 濃い記事を書いても少ない記事ではアクセスは集まらない
- 記事を作るときは構成案を作る
- 上位10サイト(メーカーサイトは除外)を参考にする
- 記事は読まずに目次だけ見る
- 自分だけの体験談、ライバルサイトにない読者が欲するであろう情報を入れる
- 記事を読む人を一人の人間に絞る(絞らないと心に刺さらない)
- 制約に近いワードから書く
- キーワードには3種類ある
- 緊急性の高いキーワード
- 緊急性の高くないキーワード
- サービスを利用した後で、成約に結びつかない
- 質が高い記事とは1次情報、2次情報が入っているもの
- 1次情報がないサイトには価値がない
- 全て1次情報にするのは現実的に不可能
- 多くの人は1次情報にする手間を省く
- 面倒なことをするほど有益な記事になる
- 事実だけを述べた文章はつまらない
- 自分の意見を述べる
- 読者が何を欲しているかを真剣に考え、なりきって行動する
- 人の行動を予想し、大きな価値や感動を与えることは日常ではよくやっている
- 読みやすい記事はiPREP
- Interrest(興味付け)
- Point(結論)
- Reason(理由)
- Example(具体例)
- Point(結論)
- 冒頭の出だしは興味付けと結論で600字以内、共感をさせる
- 友人にわかりやすく何かを伝えるときと同じ順番
- 何文字書けばいいのか
- 4000字のことも、6000字のこともある
- 1000字程度で終わることはない(ユーザーの欲する情報を網羅してない)
- 2万文字を超える記事は長い(ユーザーを絞り切れていない)
- 何記事書けばいいのか
- 60記事で完成したものも500記事を超えるものも
- サジェストの整理結果、ジャンルによる
- ある程度の記事数がないとなんのサイトかわからない(網羅性が必要)
- 成果がでないのは読者のことをまったく考えられない人
- 読者の代わりに面倒なことを行うからこそ、多くのファンができ、収益化できる
第6章 ネットビジネスで収益化する方法とは まとめ
- サイトのメッセージはひとつだけ
- さまざま商品を置くほど収益が上がらないサイトになる
- 特定の商品に特化したサイトが選ばれる
- サイトのゴール(読者にしてほしい行動)をひとつに絞り他の商品は紹介しない
- 意識していないと変な記事(メッセージがぶれる、矛盾する)を書く
- 1日100アクセスあれば収益化して問題ない段階
- コンテンツの下に成約させたいページへの導線(CTA、アクションボックス)を作る
- アフィリエイトでは「売りたい商品のランキングページ」
- マッチングビジネスでは「自分に問い合わせるページ」
- リストマーケティングでは「メルマガに登録してもらうページ」
- 全記事で同一のアクションボックスがいい
- コンテンツの下に成約させたいページへの導線(CTA、アクションボックス)を作る
- 記事上では売り込みをしてはいけない
- 情報を探しているユーザーに売り込みをしても逃げていくだけ
- 書くとしても商品紹介はさらっと行う
- アフィリエイトの「ランキングページ」
- いくつかの商品をランキング形式にする
- 同じ商品や非常によく似た商品を紹介してはいけない
- 商品ごとに異なる特徴を打ち出して紹介する
- お客様によって立場は異なり、求めているサービスも違う
- 紹介する商品は3~5アイテムが適切
- 売り上げは上位3アイテムに集中する
- マッチングビジネスの「お問い合わせページ」
- 書いて置くといい内容
- サービスを活用するメリットや特徴
- 運営者(またはサービス提供者)のあいさつ
- お客様の声
- よくある質問
- 問い合わせフォーム
- 書いて置くといい内容
- リストマーケティングの「メルバが登録」
- 最高の特典を用意する
- キーワードは「たったワンクリック」
- 最も力を入れるのは無料で公開する内容
第7章 サイト運用で永久に稼ぎ続ける まとめ
- 自分の媒体を育てる
- 他人の媒体(無料ブログ、SNS、YouTubeなど)は資産サイトではない
- 他人の媒体に頼ってはいけない、いつ利用やサービス停止になるかわからない
- 有益な情報は消えない
- 情報を探すのはいつの時代も「人」
- 時間のリスクがある
- ライバルも同じように年単位の時間がかかる
- 本当の意味で1次情報や2次情報をかき集めているサイトは非常に少ない
- アクセスがあり、実際に集客できているということ自体が実績
- 最終的にはサイト作りを外注する
- どうやって優秀なライターを集めるか
- 自分のサイトの「ライター募集ページ」から
- 優秀な人(継続して記事を書いてくれる)は2割以下
- 本当の金持ちは贅沢しない
- 一般的な感覚を持つことが重要
- 値段の価値は「何と比べるか」によって決まる
- お金に対する「メンタルブロック」があると永久に稼ぎ続けることはできない
- ビジネスは社会を豊かにする活動
- 欲が強いと否定する人たちの方が心が汚れている
- 自ら稼いだお金を社会に還元することが真の社会貢献
- ロベルト・クレメンテ賞
- 会社の理念が言えない人は本気で仕事をしていない
- 理念の奥底に眠る本当の意味を知っているか
- モチベーションは行動すると上がる(作業興奮)
- 小さいステップとして何か簡単な行動を起こす
書籍情報
- タイトル:たった1年で人生が劇的に変わるポータルサイトビジネス〜誰でもできる不労所得の作り方〜
- 著者:ポータルサイト・ビジネスプロモーター 深井良祐(ふかい りょうすけ)
- 発行者:山中洋二
- 発行:合同フォレスト株式会社
- 発行日:2018年4月10日